メールマガジンについて
ここリカ・プロダクションのメールマガジン第133号
本メールマガジンは、希望された方、名刺交換をさせていただいた方、当事業所の商品を購入された方に送信しております。
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ここリカ・プロダクションのメールマガジン
第133号
(2025年6月6日発行)
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本メールマガジンは、公益財団法人北海道精神保健推進協会が運営するメディア事業所
ここリカ・プロダクション(通称:ここプロ)多機能型事業所(B型、就労定着)のメルマガです。
毎月一回配信予定です。
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●メニュー
1. 私が見た『ここリカ・プロダクション』~それは奇妙な集団だった~
(こころのリカバリー総合支援センターメンバー 豆腐小僧)
2. 発達障碍でAIを使いこなせ!(伊藤)
3. きらりの集いin新潟へのプレミアム北海道お土産準備中!(ふーみん)
4. 編集後記(ガッキー)
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1. 私が見た『ここリカ・プロダクション』~それは奇妙な集団だった~
私は、『こころのリカバリー総合支援センター』精神科デイケア(以下デイケア)通所メンバーです。
その私が見たここプロの印象をお伝えしたいと思います。
私がここプロを知ったきっかけは、デイケアのホームページでした。
「同じ法人でB型事業所もやっているのか」その程度の認識。
デイケア通所の日常で、ここプロのメンバーと関わる機会がほとんどなかったからです。
そんな私の初めての関わりは昨年2月、デイケアプログラムの特別ナイトケア。
そこでにんげん図書館が開催された時でした。
前向きな話に飢えていた私にとって、強い印象を受けたイベントとなりました。
改めてここリカプロダクションとは何の集団なのか?といった興味を抱くことになります。
たしかメディア事業所だったはず。
それが、ラジオパーソナリティを務めたり、メルマガを配信したり、イラストを描いたり、各所で講義をしたり・・・そして今回はにんげん図書館?・・・知れば知るほどわからない。
しかも時々デイケアでここプロメンバーの姿を見る事もある。
センター祭では市民公開講座も開催。
出店ではここプロメンバーのラップCDも売られていた。
何の集団かの答えは出ず、時は流れたのでした。
最近になり、ある日のデイケアプログラムにて、「ここプロとコラボしたいな」といった何気ない一言をスタッフに拾っていただき、翌月のプログラム表を見たときにここプロとのコラボ企画が入っていて驚きました。
しかもロングラン。
そこで詳しくここプロの活動内容を知りました。
私の見た奇妙な集団は、
ここプロメンバーの「やりたい」をカタチにする集団だったのです。
あと昼食がとても美味しいらしい。
(豆腐小僧)
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2. 発達障碍でAIを使いこなせ!
発達障碍者の一例でもある伊藤、テキスト生成UI・いわゆるAIを使ってみています。
最近はchatGPTとGeminiで同じ質問をするとか、片方で作った画像を片方に手直しさせるとか、違いを楽しみながら利用方法の模索をしています。
さて、ここプロの中で、たまに「AIに仕事が奪われるかもしれないか、支配されないか」みたいな感じの不安を聞きます。
伊藤はこれに対してあまりピンと来ません。
聞いている限りは恐らく、問題について考えてくれる、代わりに絵を描いてくれる、相談に乗ってくれる…
そんな個人だけでは辿り着けない「答え」を簡単に出してくれる事に恐怖しているのだと思います。
便利すぎるから依存してしまう。
そして、会話形式だから物とかよりも決定権を渡しやすくなってしまうのか…?
個人的には、そりゃAIがどうとかいう話ではない、人間側が考えるのをやめてしまったからでは?などと思うのですが、考えるのをやめたい人類に入り込みやすい構造になってしまっているのかもしれません。
今の所、完全な答えはない、アイデア勝負な「創作活動」に限定した話ですが、そんな「持ってかれやすい主導権」に自然に対抗できる手段の一つとして、伊藤は「発達障碍」を提案してみます。
伊藤が持つ発達障碍の特性に、思考が暴走する、と言ったものがあります。
話を聞いている最中、ある単語から連想ゲームのように始まる妄想劇。
それを使い、AIの答えからさらに答えを連想するのです。
いやむしろヤバいんじゃないの?と思いがちですが、重要なのはAIが出した案について、悪い方向に不安がるのではなく、逆張り精神(※)を忘れない事。
「いや俺ならそれはこうする」の精神を持つ事で、障碍特性が味方をしてくれました。
AIが出した数々の提案に対して、発達障碍が持ちがちな妄想癖、つまりは見た単語から頭の中で勝手に連想し、違う話や考え方が生まれる…そんな特性が、言葉をそのまま受け取る安直さから離れ、オリジナリティを生み出します。
AIが道具だったとしても、映画みたいに自我を持つなんかだったとしても、人間と同じで、よく知らないまま毛嫌いせず、だけど信じ過ぎない事が大切だと思います。
(伊藤)
(※ネットスラングのひとつで、いわゆるイキり。一般的な意見の方向とは逆の意見を主張したり、流行とは逆行する行動をとったりすること)
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3. きらりの集いin新潟へのプレミアム北海道お土産準備中!
私は今年もきらりの集いに参加します。
きらりの集いは、私にとって全国各地の当事者や支援職の人と垣根を越えて出会える数少ない場です。
ここプロからは、昨年も参加したピアスタッフや元メンバーも一緒です。
そのピアスタッフとお土産について話をしたとき、「なにか北海道らしいお菓子のお土産を新潟に持っていきたい」ということになり、札幌駅近くのお土産店に行きました。
お店には、お土産店ということで沢山の種類のお菓子がありました。
最初にいくつかのお菓子をピックアップし、その中で最終的に選んだ品は、どれも北海道で定番のお菓子や、最近販売され人気のあるお菓子です。
・インカのめざめ(カルビー):ポテトスティック、貴重なじゃがいもを使ったお菓子なので生産量が少ないです。
・夕張メロンピュアゼリー(ホリ):今回は一口サイズを選びました。
何個でも食べられそうです。
・生食感チェルシー(道南食品):もともとは全国的にキャンディーみたいな形で販売されていましたが、販売が終了し、現在は北海道限定で販売している常温で食べられる生キャラメルみたいな食感です。
・とうきびチョコプレミアム(ホリ):とうきびチョコはいくつかの会社から販売されています。
どれもおいしいので悩みましたが、プレミアムという言葉に惹かれて、とうきびチョコプレミアムを選びました。
他に、私が選んだ北海道らしい、「シマエナガのストラップ」も1個入っています。
色んな人と出会うのが大好きなので毎年楽しみにしています。
数に限りがありますが、ラッピングもひとつずつ気持ちを込めたので、受け取ってくれた方に喜んでもらえたらと思います。
(ふーみん)
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4. 編集後記
初夏ですね。
皆さんいかがお過ごしでしょうか?
今月号はご覧の通り、こころのリカバリー総合支援センターのメンバーが寄稿してくれました。
デイケアにもここプロの魅力を伝えたいと思っています。
ここプロとのコラボ、
AIとの付き合い方、
北海道みやげ、
それぞれの記事から個性が伝わってきます。
これからも私は個性を出し切っていきたいと思います。
(ガッキー)
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<お問い合わせ・取材申込先>
公益財団法人 北海道精神保健推進協会
多機能型事業所(B型・就労定着)
ここリカ・プロダクション
札幌市白石区平和通15丁目北13-18
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E-mail kokoproall@kokoro-recovery.org
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