メールマガジンについて
ここリカ・プロダクションのメールマガジン第137号
本メールマガジンは、希望された方、名刺交換をさせていただいた方、当事業所の商品を購入された方に送信しております。
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ここリカ・プロダクションのメールマガジン
第137号
(2025年10月3日発行)
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本メールマガジンは、公益財団法人北海道精神保健推進協会が運営するメディア事業所
ここリカ・プロダクション(通称:ここプロ)多機能型事業所(B型、就労定着)のメルマガです。
毎月一回配信予定です。
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●メニュー
1. こころのライブ授業をして、学んだこと(かよこ)
2. 発達障碍あるある~伊藤の場合~
3. 北海道の夏の終わり~ここプロお馬さん倶楽部2025~(マルコ)
4. 編集後記(ふーみん)
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1. 「こころのライブ授業」をして、学んだこと
9月17日(水) 「こころのライブ授業」を北海道恵庭南高校で行いました。
まずは北海道いのちの電話から事務局長杉本さん、次に、私とここプロ前管理者の橋本さんとの話、そして、最後はナイトdeライトのバンドのLIVE演奏という3部構成です。
私は2年目だから良いとこ見せなくてはと、気負って話始めましたが、いつの間にか静かにゆっくりとなり、とても可愛らしい生徒達を見ていました。
生きている喜び、みんなに会えた嬉しさを伝えたかったけれど、どこまで話せたかな?伝わったかな?
カッコ付けたかった私がいたけれど、そんなカッコ付けなんてあっという間になくなったよ。
自分が話したことよりも、体一杯使って話すいのちの電話の杉本さんの姿に、人に伝えたい思いの強さを見せ付けられ、私は自分の甘さを知りました。
「人は人に学ぶ」ふと私はこの言葉を思い出していました。
なんと私がこの講演の準備で、私自身が最後の結びで使った言葉でした。
私の見る方向は間違えてはいなかった、これからは自分の言葉に自信を持って行こう。
ナイトdeライトの曲に背中を押されながら。
(かよこ)
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2. 発達障碍あるある~伊藤の場合~
【興味のない物は覚えられない】
編集チーム 以下編)
伊藤さんは、自分の住所は覚えていない。
字が書くのが嫌いで交通費申請はスタッフが代筆している。
そもそも覚えるまで時間がかかる。
数字が覚えられない。
【ミーティングの間、スマホを触っている】
編)メンバーはメモをとっていると思っていたが・・・
なんとゲームをしていた!
伊)ミーティングしていたら、別なこと考えてしまう。
もう少し話が進んでからでも話に参加してもいいのかなと。
関係のない話を聞いて頭に入れていたら疲れる。
寝ないようにするために結果的にゲームしてる。
必要なことも聞き逃してしまう。
編)でも、最近は周りのことをよく考えている視野の広い人になってきた。
頭の回転が速いのでは??
伊)ここプロではゆっくり、大きく話す様にしている。
実は普段は小声でもっと早口で話している。
責任を持つ仕事ができて、自分が壊れないようにしている。
やりたいごとをやり遂げるために。
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3. 北海道の夏の終わり~ここプロお馬さん倶楽部2025~
北海道の夏の終わりに15名が札幌競馬場に集まりました。
メンバー、スタッフはもちろん、ここプロを修了して次のステップに移行した面々も参加しました。
メインレースで浜中騎手鞍上のバニシングポイントという馬名の馬にみんなでお金を出し合い馬券を購入して、応援しました。
結果はハズレ。
当たれば、みんなで食事に行く計画も流れてしまいました。
競馬場へ行くぞ!と声を上げると、お金が絡むこともあり、何かネガティブな印象を持たれるのでは?と私は思ってしまいます。
しかし、競馬は大人の嗜み、気持ちの余裕という言葉が自分の中で腑に落ちていれば、ここプロ関係者で年1回競馬場に行くこともクリーンでポジティブなイベント行事として捉えることができるのかもしれません。
それでも今年は15名も集まり、これはここプロだからあり得たことかなと思っています。他の福祉の事業所で、同じようにメンバーとスタッフが一緒に競馬場へ行くことがあるでしょうか?
みんなで応援した馬、バニシングポイント。
みんなは馬名の意味は気にはしていなかったと思いますが、私は、バニシング(=Vanishing)で「消える」こと?とぼんやり考え、それにポイントがつくのなら、意味として、「人生の最後」みたいな意味かな?と思っていました。
JRAのサイトに行き意味を確認すると「究極の到達点」と記載されていました。
言葉の捉え方により、意味合いが変わるってことでしょうか?
夏の終わりに出会った、その深みのある言葉。
なんか咀嚼できない感覚。
そこが人生における果実なのかもしれない。
今年の夏は暑さが厳しかったけど、それでも元気に過ごすことができ、感謝の気持ちで一杯です。
(マルコ)
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4. 編集後記
北海道では、朝気温が一桁になるときもあり、布団から出るのが辛くなる季節になってきました。
休日は、自分で布団から出る時間を決められる幸せをしみじみと感じています。
今回のメルマガの記事を読んで、自分の気持ちを自分の言葉で伝える事の大切さを改めて知った気がします。
みなさんはどのように感じたでしょうか?
私も、これから自分の気持ちを自分の言葉で、相手に伝わるような語りをすることを心掛けたいです。
(ふーみん)
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<お問い合わせ・取材申込先>
公益財団法人 北海道精神保健推進協会
多機能型事業所(B型・就労定着)
ここリカ・プロダクション
札幌市白石区平和通15丁目北13-18
TEL・FAX 011-827-9772
E-mail kokoproall@kokoro-recovery.org
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